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解体工事は現場に立ち会った方がよいの?

質問 現在は東京の会社に就職して大学生のときかたずっと都内に住んでいますが、元々名古屋で生まれ育ち、最終的には地元に戻りたいと考えていたので、入社したときから名古屋支社勤務を希望していました。実は大学のときから付き合って結婚した妻も名古屋出身です。
今度念願叶って名古屋支社で働けることになり、特別なことがない限り東京へ戻ってくることはないとのことなので、思い切って地元の実家を建替えて二世帯住宅にすることにしました。
両親からも多少の援助はありますが、ほとんどは私たちが費用を負担するので、少しでも建築費用を抑えるために解体工事を任せる業者も間を入れないで自分たちで見つけることにしました。
できれば名古屋に行くまでに家を完成させたくて、東京にいながら解体工事も早めに済ませたいのですが、やはり工事には立ち会った方がよいでしょうか?
父親はすでに定年を迎えているので立ち会う時間はあるのでお願いしようと思っているのですが、必要なら休日に時間を作って何度か現地に足を運ぼうと思っています。
yajirusi
A

見積時の立ち会いはとても重要です

解体工事をしている最中に毎日立ち会いを行う必要はありませんが、契約前の見積時の立ち合いは、要望などを業者にしっかり伝えてその後のトラブルを防ぐためにもかなり重要だと言えます。
直施現場で依頼者と施工業者が顔を合わせてきちんとコミュニケーションととりながら、工事の手順を確認することが、お互いの食い違いを防止することにつながります。
工事が完了してからでは、取り返しがつかないことはたくさんあります。たとえ何とかなるとしても、余計な費用が発生する可能性を高めてしまいます。特に小屋や草木などの付帯物が多いケースでは、認識の食い違いを解消するために契約前には現場の立ち合いを行うことをおすすめします。
どうしても遠方にいて立ち会いができないなら、最初に図面などを業者に送ったうえで、担当者に現場に行ってもらって、リモートなどを上手に使って電話などで連絡をとりながら打ち合わせを行いましょう。
立ち合いに必要な時間は、一般的には30分が目安となります。現場によってはそれ以上の時間が必要になることもあります。立ち合いの際には敷地の図面を用意して、解体範囲の確定を図面に記載しつつ完了させましょう。
工事完了後にも立ち会いは必要です。要望通りになっていることを確認して、食い違いがないことを最終確認し、不満がある場合はそのときにきちんと伝えてください。
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